家庭で実践できる防災への備えや安全対策、避難時に役立つ情報収集の仕方などを紹介する「さっぽろ防災ハンドブック」が、2013年11月の発行以来初となる改訂を行った。
改訂されたハンドブックでは、最新の災害関連情報を盛り込まれているほか、『身近な備え編』『行動編』『知識・情報収集編』の3つからなる防災スキルのチェックリストも掲載されている。
『身近な備え編』では、
・食料や日用品を多めに買い置きしている
・災害時の家族の安否確認の方法を決めている
・日ごろからご近所さんとコミュニケーションをとっている
『行動編』では、
・地域などで実施される防災訓練や研修会などに参加している
・職場や学校などから歩いて帰ることができる
・屋外で地震が発生した際の危険なポイントを知っている
『知識・情報収集編』では、
・集中豪雨や線状降水帯の危険を知っている
・浸水ハザードマップを基に、自宅の浸水リスクを確認している
――といった具合だ。
また、札幌市のサイト「さっぽろ防災ポータル」や防災アプリ「そなえ」では、発令中の警報、注意報、避難所の開設状況といった情報を入手できることも明記されているほか、「武力攻撃から身を守る」行動なども紹介されている。
ハンドブックは各区役所などで配布されている。
備えあれば患いなし。身近な人と読んでみて――。