
政策の詳細は後日明かされる(秋元克広札幌市長)
秋元克広札幌市長(66)が12月22日、来年春に予定される札幌市長選出馬を明言した。
前回同様、自民、立憲民主、公明が支援するかっこうだ。
この日行われた会見で秋元市長は、人口減少や少子高齢化、終息が見えないコロナ禍、昨今のエネルギー高騰などに触れ、「多くの課題があるからこそ、次の100年を見据えてまちの礎を確実に築かなければならない」とし、「“これまで”と、“この先”を市民の皆様に審判していただく」と述べた。
また、具体的な政策は後日示されるが、この日は、
- 不安なく健やかに暮らせる街をつくります(医療・福祉・介護)
- 安全で快適に暮らせる街をつくります(暮らし、防災、防犯)
- 未来の担い手が希望を抱いて自分を磨ける街をつくります(子ども・教育)
- 誰もが自分らしく活躍できる持続可能な街をつくります(共生、環境)
- 経済が活性化し社会が潤うまちをつくります(経済・観光・雇用・人材育成)
- 世界を引きつける魅力的な街をつくります(まちづくり、スポーツ、文化)
といった“6つの道標”を公表した。
現時点では、札幌市が目指す2030年冬季オリパラ招致に反対する元市局長の高野馨氏(63)も出馬を表明していることから、選挙戦はほぼ確実の様相で、五輪招致が争点となる見通し。
「争点がはっきりしている。市民は投票しやすいのでは」という声もあり、投票率向上にも期待がかかる。