鈴木直道北海道知事が12月19日、知事就任後初となる政治資金パーティー「2019政経セミナー」を札幌プリンスホテル国際館パミールで開催した。

約1200人が集った
鈴木知事は“北海道・新時代の創造”をテーマに講演し、東京オリンピックやアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業などに触れ、「2020年は大きな勝負の年。北海道の新時代創造にブレることなく突き進みたい」と力を込めた。
また、会場が息を飲んで聞き入ったのは“IR認定申請を見送った理由”について。

鈴木直道知事
鈴木知事は「環境アセスメントに約3年かかり、認定後に着工できない恐れもあった。重大リスクを抱えたままの申請は道民の方々の信頼に応えられないと判断した」と、この日集まった道内外の各界関係者約1200人に説明した。

似鳥昭雄ニトリホールディングス会長(後援会長)
セミナーには後援会長の似鳥昭雄ニトリホールディングス会長も駆けつけ、主催者代表で挨拶したほか、自民党道連会長代行の長谷川岳参議院議員、公明党道本部代表の稲津久衆議院議員、道経連の真弓明彦会長に加え、菅義偉内閣官房長官もビデオメッセージで登場。知事就任後初のセミナーに花を添えた。