10回目の開催となるニトリレディスゴルフトーナメント(ニトリ主催、賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)が8月29~9月1日の4日間、小樽カントリー倶楽部で行われ、最終日を首位でスタートした鈴木愛選手が昨年の覇者アン・ソンジュ選手を振り切り見事優勝、今季4勝目を飾った。

似鳥大会会長と鈴木愛選手
優勝スピーチでは「渋野ちゃんじゃなくて、ごめんなさい」と、日本勢42年ぶりの海外メジャー制覇を果たした渋野日向子選手を持ち上げ会場の笑いを誘った一方、「弾みがついた」と今季の賞金女王獲得へ自信をのぞかせる場面も。
大会後似鳥大会会長は、「11アンダーは今までで一番良い。選手が成長してきている。このトーナメントはニトリ創業の地で、『北海道を元気にしたい』という趣旨で始めた。これからも応援をよろしくお願いしたい」と挨拶。
2010年の初開催以来、最多となる1万7249人が来場した今大会。
道内関係では、菊地絵理香選手(苫小牧市出身)、小祝さくら選手(北広島市出身)、山戸未夢選手(札幌市出身)の3選手が予選を通過、本選に挑んだが一歩及ばず。
気合いとシンデレラスマイルで会場を沸かせた全英女王渋野日向子選手は、7アンダーの5位で大会を終えた。