精巧な木彫作品11点を展示する『阿寒の森間伐材アート展』が、センチュリーロイヤルホテル(札幌市、桶川昌幸社長)で5月31日まで開催されている。

極めて精巧な作品が並ぶ
同展は、文字通り釧路市阿寒湖畔の“間伐材”を使用して作られた彫刻を展示するというもの。阿寒湖畔の森林保全に取り組む前田一歩園財団(釧路市)が、阿寒湖温泉地区在住の芸術家に間伐材を無償提供し、2019年から釧路市で開かれている。
同ホテルでは、かねてから月ごとに各地域に特化したメニューの提供や、イベントなどの開催を実施しており、今回は釧路フェアが予定されていたことから、同財団がセンチュリーホテルにオファーしたかっこうだ。
同ホテルの担当者は、
「コロナ収束後を見据えつつ、引き続き道内各地の価値ある情報を発信してまいりたい」
としている。