松下幸之助の人間観・経営観を根幹に、企業経営・人づくりのあり方を会員相互が学びあう「松翁会」が9月13日、4年ぶりに再会する。
松翁会は1999年に土屋公三土屋ホールディングス会長や大谷喜一アインファーマシーズ社長をはじめ、佐藤良雄キャリアバンク社長などが発起人となってスタートした団体で、現在では札幌を中心に約50の会員が所属。
揺るぎない哲学を持った経営者に成長していくための自己研鑽の場として、年3回の勉強会を開催している。

前回の松翁会の様子
この会の特徴は、元PHP研究所社長で、23年間にわたり松下幸之助の側近として公私を共にした江口克彦氏が講師を務めること。“経営の神様”と言われた松下幸之助のこれまで明かされなかった経営論、哲学が語られるなど、極めてリアルな内容となっている。
16期目となる今回の松翁会発起人である珈房サッポロ珈琲館の伊藤栄一会長は、
「私が独立した当初、“社長業”を学ぶうえで松下幸之助の哲学は大変勉強になった。次の時代を担う人にぜひ参加してもらいたい」
と期待を寄せ、松翁会の事務局を担う朝日田コーポレーションの朝日田雄人代表も、
「松下幸之助の最後の伝道者である江口氏の講演は経営者にとって必ずプラスになる。若い経営者にも松翁会を知ってもらいたい」
と意気込む。
真の経営者を志すなら、松翁会という選択肢も。
松翁会事務局
☎(011)708-9211