道新グループの新年交礼会が1月6日、札幌パークホテルで開かれた。

各界のトップらが参集した
道内各界のトップらが参集したこの交礼会の冒頭、広瀬兼三北海道新聞社社長は、「2020年は北海道が進むべきであろう方向性が見えてくる年でもある」とあいさつし、また、今年はウポポイ開業や道内7空港民営化などによって、北海道の知名度が急上昇すると期待を寄せたほか、「本格的に北海道が世界にデビューする年」と続けた。

「『大会を成功させること』それ以上でも以下でもない」と話した
さらに、「北の大地は世界中から熱い視線を浴びる地域になる」と、8月に開催される東京五輪のマラソン・競歩の開催成功を祈願したことに加え、「重圧もあるが、北海道の未来のビックチャンスでもあり、ファイトもわいてくる。五輪まで約7カ月で、通常のスポーツ大会とは比較にならないほど周到な準備、高度な水準の運営が求められている。運営の方のご苦労は大変なものだが、準備を通じて培われる結束や経験、国外まで及ぶ人脈づくり、情報ネットワークの形成、オリンピックの運営ノウハウは、必ずや北海道に根を下ろすであろう多様性溢れる風土、そして向かい入れるホスピタリティ文化を飛躍的に底上げし、北海道札幌に大きな財産となる」と力を込めた。
締めくくりには、「間違いなく札幌市が進める2030年の冬季オリパラ招致にも貢献できる。大きな試練だからこそ、その先には大きな果実があると信じている。必ず成功させ、皆様と上手い先を飲みたい」
として、引き続き大会成功に向け汗をかくことを誓った。